私は普通の会社勤めをしていますので、カレンダー通りの土・日・祝日が私の休日。水曜日くらいから「今度の週末は子どもと一緒にどこに散歩に行こうかなー」なんて考えるの楽しみであります。
そんな時に参考にしている本がありますので紹介したいと思います。ことりっぷとかるるぶ的なのも楽しいんですが、自分の趣味でもある歴史に引き寄せて選びました。ランチが美味しいお店とか、カフェとか、載ってないよ!
■永井路子著「永井路子の私のかまくら道」
言わずと知れた作家さんでありますが、鎌倉を舞台にした「炎環」で植木賞を受賞しています。私は「炎環」と「北条政子」を読んで鎌倉に対するイメージが再構築されました。源氏による鎌倉幕府は、頼朝-頼家-実朝の三代で途絶え、頼朝の兄弟や子どもたちもことごとく亡くなっているところに、武家政権誕生の頃の厳しさを思うのです。
そんな小説の舞台となった土地を永井さんが散歩コースとして紹介してくれる本であります。小説と合わせて読むと感慨もひとしおだと思います。
鎌倉を散歩する予定と立てるとき、とっても役に立つと思います。
永井さんの他の小説も抜群に面白いです。
■かまくら春秋社「鎌倉の寺 小事典」
鎌倉五山を筆頭に、鎌倉にはたくさんのお寺があります。私が住んでいる北鎌倉だけでも円覚寺、東慶寺、浄智寺、明月院、建長寺、長寿寺があって、同じ臨済宗ではあるんでしょうけどそれぞれ寺の趣や雰囲気、成り立ちも違うので、この本を一冊カバンに入っているとまた違った側面からお寺のことを見られると思います。
鎌倉にあるお寺には著名な文化人のお墓がたくさんあって自分の好きな作家さんのお墓を詣でるのもなかなか楽しいものであります。浄智寺にいくと、「あの女子二人組、澁澤龍彦が好きで墓参りに来たっぽいな」みたいな方がいて、なんとなくわかります。そのたびに、俺も好きだよ!って心の中で話しかけています。
■かまくら春秋社「鎌倉の神社 小事典」
上に同じくかまくら春秋社のこちらは神社版。鎌倉を散歩しているとお寺と同じくらい神社があったそれぞれ地域にしっかりと根ざしているのを感じます。私も北鎌倉にある山之内八雲神社の例大祭ではお神輿を担がせてもらっているんですけども、地域の人達がそうした祭りを通じて氏神様を近くに感じている。思いの強弱はあるかもだけど、きっと信仰っていうのはこういうものなのだなぁと思います。
私お寺よりも神社が好きでして、散歩中に小さな祠や神社を見つけると必ずお参りします。神社はその土地の古い記憶を持っているというか、いわゆる神道的な、日本古来のアミニズムは、仏教伝来なんかよりも断然歴史が古いわけで、積み重なっている古層が違う。ずーっと昔からその土地の聖地であり、おそらく一等地に立っていたんだと思います。
以上、散歩のお供三冊の紹介でありました。
以上、散歩のお供三冊の紹介でありました。
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