2014年5月12日月曜日

赤ちゃんが生まれました

2014年4月21日(月) 20:05 第一子が生まれました!予定日よりも3週間くらい早く、体重は2062g、身長46cm。前日の夕食後に食べたグレープフルーツよりもちっちゃな頭で、モゾモゾ動いて、本当にかわいいーー。
予定よりも早かったこと、検診の時に想定していたよりも体重が少なくて、低血糖の心配もあるということで病院の助言にしたがって小児科の先生や助産師さんに見守られながらNICUでちょっとずつだけど、日々大きく育っています。親といえど会える時間が限られるのはさすがにさみしいけれど、はやく元気になって退院しましょ。

僕は出産に立ち会いました。金曜日のあたりからずっと前駆陣痛が続いていて、月曜のお昼頃に入院してそのまま分娩室へ。私も仕事を早退させてもらって病院向かいました。病院についた13:00頃から20:05の誕生までずっと分娩室の中で奥さんと一緒にいました。

痛みに耐えている奥さんのかたわらで男子はできることなどなく、無力感しかなかったですけども、せめて奥さんとお子の頑張りを見届けようと腹をくくって、腰のマッサージしたり、団扇あおいだり、飲み物を買ってきたり、一緒に昼寝したり、手を握ったり。

時間はいつになるかわからないけど、きっと明日になるまでには生まれているんだろうなぁ、とか思いながらこれまでの自分の人生をなんとなく振り返ったりしてました。自分の両親や大学・社会人生活を通じて知り合った友人たちの顔が浮かんできて、まるで走馬灯や!死ねない!恩人と呼べる人たちがたくさんいすぎて、もうちょっと収集がつかなくなるくらい。俺、いままでどれだけの人たちに迷惑をかけて生きてきたのだろうか。。。

生まれてきてくれた我が子を抱っこした時はほんとうに嬉しかったし、がんばった奥さんをとても愛しく思ったし、離れて暮らしている両親や祖母たち、いつも助けてもらっている奥さん方の両親、応援してくれた友人の顔が次々に浮かんだし、助産師さんたちはみんな優しいし、きっといまおれは幸せの中にいるんだ、って思いました。

高校生の頃、「生物」を教えてくださっていたおじいちゃんみたいな先生が、「自分の親よりも自分自身が立派に生きなければ社会はよくなっていかないだろう。学ぶ気があるならもっと勉強しろ!」って竹の物差しで頭をぶっ叩かれた記憶がやたら重みを増しています。私の両親や家族がしてくれたことが基準点なのだな。

一緒にがんばっていきましょう。