2008年3月23日日曜日

下を向いて歩く

ぽかぽか陽気にほだされて、近所を1時間くらい散歩.見慣れた代わり映えのない風景だけれど、それでも春の雰囲気を感じるにはいいです.

冬の間、除雪されない農道の雪も融けて、通れなかった道が通れるようになってます.歩いていると数10メートルおきくらいで、くるみの殻が落ちているのを見かけます.
誰かが捨てたのかなぁ、と思って回りを見渡してみて、ふと気が付いた.このくるみ、カラスが食べたやつだ.

雪が降る前の秋頃、カラスは農道にくるみを置きにきて、車がくるみを踏んづけて割ってくれるのを待ってるんです.くるみ割りマシーンと化す車.

普段の生活の中で、気付けるかどうか、ってスキルが結構重要な気がします.決して代わり映えのない毎日じゃなくて、その大小の差はあるにせよ、生きるということは絶えず激動で、それが間髪いれず堆積して毎日になる過去になる.

うっかりしてらんねぇな、ってくるみの殻を見ながら思ったのでした.

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